ニューヨーク・タイムズスクエアに登場したオリーブヤング
今年8月20日、オリーブヤングは全米のセフォラ(SEPHORA)580以上の店舗に登場し、ニューヨーク・タイムズスクエア店には約10坪の専用コーナー「OLIVE YOUNG K-Beauty Edit」を設置しました。5月に開設したオンラインショップとロサンゼルス・パサデナのアメリカ1号店、センチュリーシティの2号店に加え、セフォラを通じて厳選したKビューティーを全米へ届ける体制を広げています。過去27年間に培ったキュレーション力で韓国市場の実績あるブランドや成長が見込まれる製品を紹介し、Kビューティーは韓国製品であることだけでなく、成分や効能、肌悩みへの対応など製品自体の価値を基準に選ばれる段階へ移りつつあります。

今年8月20日、全米を代表するビューティーリテール「セフォラ(SEPHORA)」の580以上の店舗にオリーブヤングが登場しました。特にニューヨーク・タイムズスクエア店には、約10坪規模の専用コーナー「OLIVE YOUNG K-Beauty Edit」が設置され、オリーブヤングが厳選したKビューティー商品がアメリカの消費者に向けて展開され始めました。
「ここでオリーブヤングに出会えるなんて思いもしなかった」――アメリカ国内はもちろん、世界中からニューヨークを訪れた人々が次々とオリーブヤングのブース前に足を止めています。なぜ今、アメリカでオリーブヤングなのでしょうか。
アメリカでオリーブヤングに出会う2つの方法
アメリカにおけるビューティーショッピングの構図はとても明確です。ウォルマートやターゲットといった大型量販店を除けば、専門ビューティー市場においては長年にわたり「セフォラ」と「ウルタ・ビューティー(Ulta Beauty)」が代表的な選択肢として定着してきました。
そんなアメリカ市場に、今年オリーブヤングが本格的な進出を果たしました。今年5月、オンラインショップの開設とともにロサンゼルス・パサデナにアメリカ1号店をオープンしたのに続き、センチュリーシティに2号店を出店。さらに今回、「セフォラ」とのパートナーシップを通じて、全米各地で消費者とつながるタッチポイントを広げました。
この2つのチャネルの役割を一言で表すなら、オリーブヤング直営店は「深く」、セフォラは「広く」です。
| オリーブヤング アメリカ店舗 | セフォラ内オリーブヤング | |
|---|---|---|
| 役割 | Kビューティーを深く多角的に発見する空間(K-beauty playground) | 信頼と実績のあるKビューティーを幅広く届ける接点 |
| 商品 | 500以上の多彩なブランド、ビューティー&ウェルネスのカテゴリーを試せるオンライン・オフライン構成 | オリーブヤングが厳選した注目のスキンケア19ブランドを中心に展開 |
| 体験 | テスターの試用から肌・頭皮チェック、カウンセリングなどの発見と体験 | 親しみのある全米のビューティーチャネルで手軽にKビューティーを発見 |
| 意義 | オリーブヤングならではのKビューティー&ライフスタイルショッピング体験の確立 | 全米におけるKビューティーの接点拡大と認知度向上 |
オリーブヤングの直営店舗では、多様なKビューティーブランドや商品を一堂に比較し、実際に手に取って試しながら自分に合った製品を見つけることができます。一方、セフォラでは全米の消費者に根付いた流通ネットワークを活用し、オリーブヤングが厳選したKビューティーをより多くの人々へスピーディーに届けています。
アプローチは異なっても、目指すゴールは同じです。一人でも多くのアメリカの消費者に、優れたKビューティーと出会ってもらうことです。

「韓国では今、何が人気なの?」
実は、Kビューティーはアメリカにおいて、もはや珍しい存在ではありません。ニューヨークやロサンゼルスを歩けば、アジアンビューティーのセレクトショップはもちろん、大手ビューティーショップでも韓国ブランドを目にすることは難しくありません。一部のブランドは自社でアメリカへ進出し、直営店を運営しているケースもあります。
しかし、Kビューティーの人気が高まる一方で、新たな課題も生まれています。ヒット商品を模倣した偽造品から、Kビューティー風のパッケージやマーケティング手法だけを取り入れた製品まで乱立し、無数の商品の中からどれが「実際に韓国で製造され、現地で愛されている本物のKビューティー」なのか、消費者が判断しづらくなっているのです。
そんな中、現場では興味深い変化が起きています。消費者の質問が「Kビューティーって何?」から「韓国では今、何が人気なの?」へと変わり始めている点です。
韓国旅行で実際にオリーブヤングを訪れた人や、SNSを通じて韓国の消費者のリアルな買い物を目にしたグローバルなKビューティーファンが増えたことで、単に「Korean Beauty」と印字された製品ではなく、「今、韓国の消費者が実際に買い、使っている製品」を求めるようになりました。
ソウルで勢いのあるブランドは何か、オリーブヤングではどの商品が売れているのか、現地の人々はどんなスキンケアルーティンで使っているのか。まさにこの疑問に答える存在として、オリーブヤングの役割が鮮明になってきます。

27年のキュレーションノウハウをアメリカへ
セフォラが数あるKビューティー企業の中からオリーブヤングと手を組んだ理由も、まさにこの「キュレーション力」にあります。オリーブヤングは過去27年間にわたり、韓国の消費者に最も近い場所で数々のビューティーブランドや商品を発掘・紹介してきました。目まぐるしく変わる消費者のトレンドを読み解き、新しいブランドを見出して市場へ送り出すとともに、どの製品が実際に消費者に選ばれるのかを見守り続けてきたのです。
今回の協働においてオリーブヤングがアメリカへ持ち込んだのは、単なるいくつかの人気商品ではありません。韓国市場で長年培ってきた「本当に良いものをどう選ぶか」というノウハウと経験です。
韓国で人気と実力が認められたブランドや、今後大きな成長が見込まれる製品を厳選し、それをアメリカの消費者が直感的に理解しやすい形で展開しています。そしてセフォラは広大な流通ネットワークを通じてその選りすぐりのラインナップを全米の消費者へ届けます。
結果としてアメリカへと渡ったのは、Kビューティー製品そのものだけでなく、「Kビューティーを発見し、選ぶ体験」そのものなのです。
これからは「Kビューティーだから」ではなく「製品がいいから」
タイムズスクエアの売場を詳しく見てみると、もう一つ興味深い点に気づきます。トレンド感のあるパッケージデザインと同じくらい、製品の配合成分や効能、どのような肌悩みに応える製品なのかが分かりやすく打ち出されている点です。
バリア機能ケア、水分・保湿、ハリ・弾力など、消費者が自分の肌悩みに合わせて直感的に選べるよう構成され、馴染みの薄い成分やテクスチャーについては使用方法まで丁寧に解説されています。これは、アメリカにおけるKビューティーの消費スタイルの変化を映し出しています。
言語や文化が違っても、優れた化粧品を見極める基準に大きな違いはありません。「実際に塗ってみて心地よいか」「自分の肌悩みに寄り添ってくれるか」「価格に見合う価値があるか」。Kビューティーがアメリカで成長を続けるためには、結局のところこの本質的な問いに応え続ける必要があります。
だからこそ、現在のKビューティーブームは非常に興味深い局面を迎えています。「韓国の製品だから試してみる」という初期段階を超え、「製品自体が素晴らしいからリピートする」という持続的な市場へとシフトしているからです。

オリーブヤングがタイムズスクエアにたどり着くまで
タイムズスクエアの中心に掲げられた一つのロゴだけを見ると、グローバル展開が一朝一夕で成し遂げられたように見えるかもしれません。しかし、その裏側には目に見えない無数の選択と試行錯誤が存在します。
「優れたKビューティーを、いかに世界中の消費者とつなぐか」ーー過去27年間、韓国で培ってきた経験を新たな市場の文脈へ再構築するプロセスには、想像以上の時間と多くの人々の情熱が注ぎ込まれています。そして、これはまだ始まりに過ぎません。ロサンゼルスのオリーブヤング直営店でKビューティーを深く体感し、全米各地のセフォラでオリーブヤング厳選のアイテムと出会う光景が、少しずつ日常になりつつあります。
いつの日か消費者が「Kビューティーだから」という理由を超えて、Kビューティーが世界のビューティースタンダードの一つとして当然のように根付く日が来るかもしれません。ニューヨーク・タイムズスクエアで出会ったオリーブヤングのロゴは、そんな未来へと続く新たな一歩を象徴しています。
「韓国で見出した素晴らしい価値を、世界中の日常へ」――オリーブヤングは次なる挑戦の1ページを紡ぎ始めています。




